IT技術に関するメモ(主にセキュリティ関連)

安価で始められるアイトラッカーを試してゲームプレイ中の視線をトラッキングしてみた

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対戦ゲームで強い人の視線が気になったことはありませんか?
また、自分が対戦においてどこを見ていて、何を見落としていたか気になったことはありませんか?
ということで、アイトラッカーを試してみたので紹介したいと思います。

はじめに

ちゃんとしたアイトラッカー用のカメラを購入しようとすると、結構な値段がします。
参考:Tobiiアイトラッカー5

流石に高いので、なにか無いか探していたところ、iPhoneやiPadを利用するアプリがありました。
Beam Eye Tracker – Turn Your Webcam Into An Eye Tracker (eyeware.tech)
このアプリはカメラで視線をトラッキングしてくれるアイトラッカーのようだったので、試してみました。

環境

パソコン

  • OS・・・Windows11 Pro
  • CPU・・・AMD Ryzen 5 5600X
  • メモリ・・・32GB
  • GPU・・・NVIDIA GeForce RTX 3070

カメラ

最初はiPhoneやiPadで試そうとしたのですが、FaceIDに対応したものでないとダメだったので試せませんでした。
Androidも利用できるようですが、持っていないのでこちらも選択肢から外れました。

Webカメラでも出来るようなので、以下のWebカメラで試してみました。

始め方

以下のような流れで出来ます。

  1. WebカメラをPCに繋ぐ
  2. Beam Eye Trackerをインストールする(Steam版にDEMO版があります)
  3. 設定でWebカメラを選択する
  4. キャリプレートで視線の調整をする

インストールに際してあまり特記すべきことはありません。
所持しているiPhoneやiPadがFaceIDに対応していなくてハマりましたが、対応機器(WebカメラやノートPCの内蔵カメラ、FaceID対応iPhone/iPadなど)、があれば簡単に試せそうです。

試した結果

解像度やFPSで正確性が変わるのかもしれませんが、体感できるほどの差を感じませんでした。
「安価に始める」という事を目的とするのであれば、既に持っているWebカメラや内臓カメラ、安価でFHDで60fps対応のカメラで十分です。

Webカメラのチューニングをすれば精度も上がりそうですが、そこら辺は時間があるときに調整してみたいと思います。


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