猛暑により日中は外付けHDDの温度が50度を超え、55度まで上がるので対策した記事です。
NASやルーターに接続する外付けHDDなどはエアコンが効いていない部屋に置くことがあると思います。
私は室温35度にもなる部屋に外付けHDDを置いており、温度が55度になることもありました。
外付けHDDのためだけに人の居ない部屋のエアコンをつけるのも電気代が気になるので、対策をしてみました。
HDDの最適な温度は40度以内のようですが、50度を超えると故障率が上がるようなので50度以下を目指します。
温度を下げると言えばヒートシンクやファンが手軽なので試してみました。
外付けHDDはケースを利用して廃熱もされているのでケースにヒートシンクをつけてみました。
試したのは以下のヒートシンクです。
外付けHDDを横置きにして、上にヒートシンクをつけてみました。
結果としては気持ち1度下がったか下がらないかという程度だったので、効果はあまり無かったようです。
ケースにつけているので効果があまり出ないのは仕方ないですね。
使用したファンは以下の記事でも使用した長尾製作所の製品になります。
intel NUC NUC6I3SYHのM.2 SSD温度が高いので熱対策をしてみた – 白熊めも (acebaku.jp)
旧製品のNB-USBFAN-RTSTを使用しましたが、新製品のNB-USBXFAN-RTSTというのが出ているようです。
違いは回転数で旧製品が1500rpmに対して、新製品は1200rpmとなっています。
回転数が落ちるので、冷却性能は落ちますが静音性は良くなります。
グラフの余分な部分は加工していますが、赤い丸あたりは55度に到達していた辺りです。
この時は流石にエアコンを稼働させましたが、エアコンをつけていなければ50度は軽く超えます。
矢印のところがファンの使用を開始したところです。
エアコンを稼働しなくても温度が下がっていることがハッキリと分かります。
室温が35度にもなるのであまり期待はしていませんでしたが、ファンの効果が予想以上でした。
1500rpmの旧製品だと音が少し気になるので、1200rpmの新製品の方もそのうち試してみたいと思いました。