IT技術に関するメモ(主にセキュリティ関連)

ソフト電池ランタイムプログラムがインストールできない

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2023/07/05 5.0.3.0のソフト電池にて、スマートアプリコントロールがオンでもインストール出来る事を確認しました
2023/07/18 購入したて等でSmartScreenでブロックされる場合は時間を置くことで解消します

ソフト電池ランタイムというゲームのライセンス管理で利用されるソフトウェアがあります。
これがエラーでインストール出来なかったので対処法を記載します。

発生環境

Windows11で22H2をクリーンインストールしたPC
ソフト電池ランタイムプログラムダウンロード (soft-denchi.jp)

発生したエラー

「sdrt5060_x64.exe」を実行してインストールしようとしたところ、以下のエラーが発生。

システム管理者によって、ポリシーはこのインストールを実行できないように設定されています。

イベントログには以下のように記録されていました。

ソース "MsiInstaller" からのイベントID 1044の説明が見つかりません。このイベントを発生させるコンポーネントがローカル コンピューターにインストールされていないか、インストールが壊れています。ローカル コンピューターにコンポーネントをインストールするか、コンポーネントを修復してください。

イベントが別のコンピューターから発生している場合、イベントと共に表示情報を保存する必要があります。

イベントには次の情報が含まれています:

C:¥Users¥[user]¥AppData¥Local¥Temp¥{[英数]}¥sdrt50_x64.msi
(NULL)
(NULL)
(NULL)
(NULL)
(NULL)

メッセージ リソースは存在しますが、メッセージがメッセージ テーブルに見つかりませんでした。

ログの名前 : Application
ソース : MSiInstaller
イベント ID : 1044
レベル : エラー

解決策

スマートアプリコントロールのオフ

Windows11の22H2で追加されたスマートアプリコントロール機能をオフにすることでエラーは発生しなくなりました。
オフにする方法は以下の通りです。
[設定] -> [プライバシーとセキュリティ] -> [Windows セキュリティを開く] -> [アプリとブラウザー コントロール] -> [スマート アプリ コントロールの設定] -> [オフ]

一度オフにすると、オンにするにはクリーンインストールが必要がありますので、セキュリティ機能を永続的にオフする事になります。
推奨は出来ませんので、急いでいないのであればソフトウェア側で対応されるのを待つ方が良いです。

クリーンインストールの記事:Windows11の大型アップデートで追加されたスマートアプリコントロールをオンにする – 白熊めも (acebaku.jp)

最後に

エラーメッセージからグループポリシーやセキュリティポリシーが原因かと思いましたが、何をやっても解決できず。
時期的にスマートアプリコントロールを疑い始めました。
再インストールが必要なのでオフにするのは抵抗がありますが、試さないことには分からないのでオフにしてインストールを試しました。
今後もこういう事が起こりそうなので、オフの端末も用意しておかないとダメそうですね。

また、スマートアプリコントロールのオンオフでポリシーにどういった変更があるのか気になります。
今後はオンとオフの端末で比較してみようと思います。


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